初めての蓄電池
「太陽光発電と一緒に蓄電池もつけたほうがいいの?」
「もう太陽光は使ってるけど、蓄電池も買ったほうがお得なの?」
太陽光発電を利用されている方に、需要が高まっているのが家庭用蓄電池です。
なぜ今、購入される方が増えているのでしょうか?
2009年に売電を始めた方は、2019年に固定買取制度が終了
太陽光発電システムのFIT(10年固定買取制度)は、2009年から始まりました。
その頃、太陽光発電を導入した方は2019年に順次終わりとなります。
購入から11年目以降は、法律に基づく買取義務はなくなるのです。
振り返ると、2009年は48円という高額での売電買取からスタートしました。
以降、少しずつ売電単価は下がり、2018年以降は1kwh30円を切りました。
これでは、太陽光発電のメリットが減ってしまう。
お客様に喜ばれる商品のご提案が出来なくなるのではないか?と考えておりました。
ところが、太陽光発電をお考えのお客様は拡大の一途を進んでいるのです。
それは、なぜでしょうか?
蓄電池の出現!!
太陽光発電と一緒に、蓄電池を利用されるお客様が増えたからです。
蓄電池とは、
電気を充電して蓄えることで電池として使える装置です。
家庭用の大きな「充電器」「バッテリー」というと、イメージが湧くのではないでしょうか。
太陽光発電で作られた電気は、蓄えることが出来ません。
蓄電池があれば、電気を蓄え、必要な時に使うことが出来るようになります。
実は2015年までは、そんなに設置件数も無く蓄電池はあまり馴染みがありませんでした。
ところが現在では、製品の品質改善が進み、価格も落ち着きとてもお求めやすくなりました。
なぜ今、お客様が蓄電池導入を決定するのか
【1】現在太陽光発電を設置されていて蓄電池の購入をご検討されている方の場合
まず考えて頂きたいポイントは
1.太陽光発電システムの寿命はどれくらいか?
期待寿命はなんと30年です
現在これ以上稼働しているもの実際にあります
2.自宅の固定買取終了は何年に終了するのか?
これは固定買取期間終了が10年ですが、これ以後は大幅な買取金額ダウンが予想されています(1kwh=3円~8円程度)しかし満了後も少ない売電単価で残りの20年以上も発電を続けるのです
3.電気代と別に再エネ賦課金を電力会社へ払っているのはご存知ですか?
2012年より電気使用量の大小によりこの再エネ賦課金を支払われていますが、
この再エネ賦課金2012発足当時から2018年まででなんと13倍に跳ね上がっております
この再エネ賦課金は電気代高騰の最も大きな原因であるとも言われております
2018年資源エネルギー庁の発表によると
2019年以降FIT終了後の電源(太陽光発電システム)に関しては
法律に基づく買取義務は無くなる為
1.蓄電池や電気自動車と組み合わせるなど自家消費しましょう
2.小売電気事業者などと自由契約して余剰電力を売電しましょう
(小売電気事業者とは、au電気、エネオス電気などの新興事業者ですが、
この様な事業者と余剰買取契約は条件付きとなる可能性はあります)
国がこのような提案をしておりますので、
住宅用太陽光発電システムを設置しているご家庭は、
自家消費型のライフスタイルへの転換期となるでしょう
11年目からは、買う電気を減らして、自家発電したほうがお得
固定買取が終了した後は、売電金額が大幅に下がります。
余った電気は、電力会社へ売電するよりも、
充電して電気の買取単価(電力会社から買う単価)が髙い時間に放電し、
なるべく自家発電した電気を使うことで、
電力会社から買う電気を減らしたほうがお得になると考えられます。
つまり、既存住宅に太陽光発電設置の住宅はFIT終了後の売電単価下落と共に再生エネルギー賦課金高騰に対しての対策それとこれから上がるであろう電気料金への不安もあり蓄電池導入を決断しています。
【2】これから太陽光発電と蓄電池の購入をご検討されている方の場合
まだ太陽光発電を設置されていない住宅でこれから設置を考えているご家庭は、
今迄のような経済効果目的ではなく、太陽光発電と同時に蓄電池も導入して
我が家でエネルギーを賄って(自給自足)生活をしていきたいと思われる方が多いです。
はじめての太陽光発電のページも合わせてお読みください。
蓄電池導入後の嬉しいモード紹介
FIT期間中のおすすめモード
上記モードはFIT(10年固定買取制度)中は、売電はそのまま継続して電力会社へ売る。深夜の電気(1kwh=10円前後)の安い電気を蓄電池に充電して、電気単価が非常に高い昼間や夕方から夜にかけての時間に放電することで、電気代を抑えます。
FIT終了後のおすすめモード
上記モードはFIT(10年固定買取制度)終了後の場合です。昼に太陽光発電システムで発電したものは買取金額が極端に安いため、電力会社へ売らず蓄電池に充電して、電気単価が高い時間帯に放電して電気代を抑えます。
蓄電池購入のメリット・デメリット
蓄電池購入のメリット
ご家庭に応じた容量のモノを選べる
停電時及び非常時でも電気が使える
太陽光で作った電気を蓄え使える
放電による電気料金の軽減
放電による再エネ賦課金の軽減
耐久年数が非常に長くなった
FIT期間中でも売電できる経済優先モードがある
蓄電池購入のデメリット
価格が高い50万~400万程度(容量の大小で違う)
設置のためのスペースが必要
無期限で充放電出来るわけではない
5パーセント程の放電ロスが出るため、充電を100%しても95%程しか使えない
電気ロンダリング発生リスク(充電した電気が余剰買取として計測される)
販売店ごとの価格設定のメリット及びデメリット
どこから買うかは、重要なポイントになりますので、
比較して掲載いたします。ご参考になさってください。
家電量販店 メリット=価格は不透明な部分はありますが、ネームバリューの安心があります。
デメリット=店頭や広告の価格表示は安いが、実際見積もりや工事を行うと、そもそもの提示価格より別途工事等で高い金額になることが多いようです。また工事依頼会社は全て下請けです。
下請けの会社様に頼むのは良いのですが、下請けへの支払いを値切りすぎて業者のモチベーションを下げていることもよく聞きます。
ハウスメーカ メリット=価格は非常に高いが家を建てた業者なので信用度は有る上後々のアフターサービスを考えると安心です。
デメリット=値段が非常に高いので驚かれるお客様も多々おられます。
地域の工務店 メリット=価格は良心的でまた地域に密着しておられる工務店が多い為、トラブルが発生した時には対応も早く親切にやってくれます
デメリット=会社の規模が小さい所が多い為、協力会社に仕事を任せるケースがありますが。、その場合工事費は高めになります。また工務店は蓄電池の分野では専門性が乏しい所が多いです。
訪問販売 メリット=価格というより今まで知らなかった情報や最も近々な
情報を把握しているケースが多いので情報としては極めてホットなうえ、向こうから自宅に提案に来てくれます
デメリット=後にしっかりした対応をして頂ければ良いのですが、個人業者が多いので、会社の所在は調べてハッキリ確認したほうが良いです。個人業者の場合、後々のメンテナンス、アフターサービスなど、故障のトラブルの対応が出来ないケースがほとんどです。
専門業者 メリット=再生可能エネルギー事業部など有して専門にしている会社ですので、蓄電池の価格は適正価格で全般の内容に特化しており、きちんと対応できますので非常に安心です。
デメリット=蓄電池などの再生可能エネルギー商品に特化している為価格は適正、他分野では全く対応もできない場合も…。
全てにおいて良いこと悪いことがあるように、この蓄電池にも賛否両論がありますが、
圧倒的に現在注目され、お客様から支持されている商品であることは明白です
また今後は、ご家庭にある大型テレビ、冷蔵庫、エアコン、電気炊飯器などと同様に
絶対必要な家電として、必要不可欠なものとして位置付けられてくるでしょう。
無料相談もありますので、お気軽にご連絡ください。