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家庭用蓄電池のお値段が気になる!|価格相場から補助金までを解説

家庭用蓄電池のお値段が気になる!|価格相場から補助金までを解説

2021.4.16

「家庭用蓄電池を設置するには、いくらかかるの?」

「家庭用蓄電池の導入に利用できる補助金制度はある?」

近年、関心が高まっている蓄電池。

とはいえ、設置しているご家庭はまだ少ないため、導入費用の相場がわからず、二の足を踏んでいるという方も多いかと思います。

そこでこの記事では、家庭用蓄電池の価格や補助金制度について、

  • 家庭用の蓄電池の価格はいくらくらいするのか
  • 利用できる補助金制度にはどういったものがあるのか
  • 家庭に設置できる蓄電池にはどういったものがあるのか

など、「できるだけお得に」蓄電池を導入するための役立つ情報をたっぷりとご紹介していきます。

家庭に蓄電池の設置を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

家庭用蓄電池の設置にかかる費用とは?

はじめに、家庭用の蓄電池の設置にかかる費用についてみていきましょう。

蓄電池の導入にかかる初期費用

家庭用の蓄電池を設置する場合、まず意識しなくてはいけないのが初期費用です。

導入にかかる初期費用には、

  • 蓄電池の本体価格
  • 蓄電池を設置するための工事費用

があります。

①本体価格

導入費用の大変大半を占めるのが、蓄電池本体の価格です。

蓄電池本体の価格相場については後ほど詳しく解説していきますが、本体価格だけでおおよそ200~400万円ほどはすると考えておいた方がいいでしょう。

②工事費用

家庭用の蓄電池を設置する場合、蓄電池の本体価格以外にも工事費の負担が必要になってきます。

蓄電池を設置する際におこなう行う工事は、

  • 蓄電池の設置工事
  • 蓄電池のシステムを稼働させるための電気工事

の2種類です。

これらの工事費用は工事内容や業者によっても異なるため一概には言えませんが、平均で30万円〜40万円ほどかかります。

管理費・維持費はどれくらい?

家庭用蓄電池を導入する場合、その後にかかる管理費や維持費も気になるところですが、基本的に設置後の大掛かりなメンテナンスは必要ありません。そのため、大きな維持費がかかることもありませんので、その点はご安心いただけると思います。

ただし、どんなに高性能な設備でも、劣化や寿命は存在します。

家庭用蓄電池の価格相場について

次に、家庭用の蓄電池の価格相場や初期費用を抑えるためのポイントについてみていきましょう。

価格は容量・種類・性能によって大きく変わる

先ほど家庭用の蓄電池本体の価格は、約200~400万円程度が相場とご説明しました。ただ、近年では、小~中型のタイプも多く流通し、200万円台のものから、大容量のものでは400万円を超えるものもあります。

このように、価格はメーカー、容量や備わっている機能、性能の違いによって大きく異なってきます。

初期費用を抑えるためのポイント

家庭用蓄電池は、年々価格のバリエーションが増えているとはいえ、決して安い買い物とは言えません。そのため、設置にかかる初期費用をできるだけ抑えたいと思うのは、当然ですよね。

そこで、家庭用の蓄電池の初期費用を抑える2つの方法についてみていきましょう。

①必要な容量・性能を選ぶ

せっかく家庭用蓄電池を導入するのだから…と、ついつい高機能&大容量の蓄電池を求めがちですが、初期費用を抑えるという意味では、ライフスタイルに合わせた最低限の容量と性能で十分です。

設置する目的、電気の利用状況などを踏まえて業者の方に相談し、用途に見合った最適な蓄電池を選ぶようにしましょう。

そうすることで蓄電池の購入価格などの初期費用をグッと抑えることができるようになります。

②補助金制度を利用する

家庭用蓄電池を設置する際に活用したいのが、補助金制度です。

家庭用蓄電池には、国による補助金制度である「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」のほか、地方自治体による補助金の主に2種類があります。

どちらも受給にはいくつかの条件を伴いますが、国の補助金と地方自治体の補助金を併用して受給できるケースもありますので、受給条件を満たす可能性があるのであれば、ぜひとも利用したいところです。

しかし、補助金交付の決定前に、蓄電池の設置契約をしてしまうと、受給の対象外となることもあります。さらに、地方自治体の補助金制度は、お住まいの地域によって、その内容は様々なため、補助金を検討される場合は、 『必ず事前に』 詳しい業者へ問い合わせをして、最新の情報を確認するようにしてください。

家庭用蓄電池を選ぶ際のポイント

次に、家庭用の蓄電池を選ぶ際のポイントについても確認しておくようにしましょう。

家庭用蓄電池を選ぶ際に意識するべきポイントは4つあります。

蓄電容量

家庭用の蓄電池を選ぶ際、最も意識するべきポイントは、この「蓄電容量」です。

家庭用蓄電池は、その名の通り電気を蓄え、必要な時に必要な分だけ電気を使える住宅設備ですが、蓄えられる電力量は無限ではなく、容量によって上限が決まっています。

蓄電池の容量が大きいほど、蓄えておける電力量も増えますが、当然、蓄電池の本体価格も高くなってしまうため、ライフスタイルや、用途に合わせて比較検討し、最適な蓄電容量を選ぶ必要があります。

蓄電池本体のサイズ

家庭用の蓄電池を選ぶ際の2つ目のポイントが、蓄電池のサイズです。

家庭用の蓄電池は、国内メーカーでは屋外設置と屋内設置の2タイプがあります。

屋内型については、玄関脇のスペースなどにも置ける小型のものもありますが、屋外設置型については、一般的に、エアコンの室外機1台分程度の設置スペースが必要となります。また、設置にあたっては、環境面などいくつかの基本要件があるため、注意が必要です。

太陽光発電との相性

家庭用蓄電池を、太陽光発電と組み合わせて利用したいとお考えのご家庭も多いかと思います。

そこで今、注目を集めているのがハイブリッド蓄電システムです。太陽光発電と蓄電池を併用する場合、通常は太陽光パネルと蓄電池、それぞれに直流と交流の電気を変換するためのパワーコンディショナー(パワコン)が必要になります。ですが、電気は変換するごとに電力ロスが生じるため、2台のパワコンを使うとなると効率は良くありません。その問題を解消するのが、太陽光発電設備と蓄電池のパワコン機能を一台で賄うことができるハイブリット蓄電システムです。

ハイブリット蓄電システムは、電気の変換ロスが抑えられることで、電力供給も安定する上、その分、売電量もアップします。また、停電時でも電気を消費しながら充電することができるのも大きなメリットと言えます。

メーカー保証

家庭用蓄電池は、基本的に設置後の大掛かりなメンテナンスは必要ありませんが、不具合が発生しないとは限りません。

そのため、万が一の際の保証は、万全にしておきたいものです。

保証期間や内容はメーカーによって異なるため、保証内容についてもしっかりと確認するようにしましょう。

家庭用蓄電池の主要メーカーと商品の特徴

家庭用の蓄電池はさまざまなメーカーから発売されていて、蓄電池の種類によって価格も様々です。

ここでは、主要メーカー9社から発売されている蓄電池の特徴についてみていきましょう。

シャープ

  • JH-WB1621
  • JH-WB1711
  • JH-WB1821
  • JH-WB1622

シャープから発売されている家庭用の蓄電池は蓄電池の劣化に強く、10,000回以上充放電を繰り返しても70%以上の容量を維持することができるという特徴があります。

また、価格が比較的に安いのも魅力の一つだと言えるでしょう。

パナソニック

  • LJ-SF50B
  • LJ-SJ10A
  • LJB1156

パナソニックの蓄電池の特徴はデザイン性の高さとコンパクトさにあります。

室内におけるようなデザインのものはもちろん壁掛けタイプもあるので、室内への設置を考えている方におすすめです。

大手メーカーだけあって価格が安く抑えられているのも、人気の理由の一つです。

オムロン

  • KP55S3-HY-3A・KP55S3-HY-4A
  • KPAC-B-B25
  • KPAC-A25・KPAC-A40

オムロンから出ている家庭用の蓄電池は大容量ながらコンパクトさを保っているところが特徴と言えます。

設置できる場所を選ぶ点はありますが、高性能な蓄電池を設置したい方におすすめです。

京セラ

  • EGS-ML0650
  • EGS-LM1201
  • EGS-LM0320

京セラの蓄電池と言えば、太陽光発電とのスムーズな接続が特徴となっていて、太陽光パネルで発電した電力を直流電力のままダイレクトに蓄電池へと充電できるため、電力ロスが少なく、効率的に電気を蓄えることができます。

伊藤忠商事

  • LL3098HOS

伊藤忠商事の家庭用の蓄電池には、本格的な人工知能(AI)が組み込まれていて、充放電の調整を自動的に最適化してくれるといった特徴があります。

長州産業

  • CB-HYB04A
  • CB-HYB04AS

長州産業の蓄電池の特徴は何と言ってもその蓄電量にあります。

例えば、CB-HYB04A(新品)をフル充電していた場合、目安として、

  • テレビ
  • ノートパソコン
  • 照明
  • 冷蔵庫

などの電化製品を約11時間、連続して使用することが可能となっています。

4Rエナジー

● EHB-240A04B

4Rエナジーの蓄電池は太陽光発電との相性がよく、太陽光発電の売電を優先させる経済的なモデルもあります。太陽光発電との併用をお考えの方にとって、まず比較リストに入れておきたい蓄電池だと言えるでしょう。

田淵電機

  • EOD-LB40C-SY
  • PKG-EHD-S55MP3B(セット商品)

蓄電池は、長年使用していると徐々に充放電の効率が低下しますが、田淵電機の蓄電池は12,000回充放電を繰り返しても70%近い容量を維持してくれるので、長期間にわたって高い蓄電性能を発揮してくれるという特徴があります。

ニチコン

  • ESS-U2L1
  • ESS-U2M1
  • ESS-U3S1
  • ESS-U3S1J
  • ESS-H1L1
  • ESS-U2X1
  • ESS-T1S1
  • ESS-T1M1

ニチコンの蓄電池はとにかく大容量で、出力も業界最大クラスを誇っています。

災害時においても、より万全の備えとなる蓄電池をお探しの方におすすめのメーカーです。

太陽光発電との併用で節約効果アップ

効率的な運用で、単独でも電気代の節約などに役立つ家庭用蓄電池ですが、太陽光発電システムと併用することで、さらなるメリットが生まれます。その魅力や今後の売電事情について、詳しくみていきましょう。

電気の自給自足で安心エコライフ

太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーがある間のみ、電気を発電できるシステムですが、残念ながら、発電しても、ご家庭で使い切れなかった電気(余剰電力)を蓄えておくことはできません。そのため、余剰電力はすべて売電することになります。

家庭用蓄電池を設置することにより、この余剰電力を蓄電池に貯めておくことができ、必要な時に消費できるようになります。発電量や電気の利用状況にもよりますが、100%電気を自給自足で暮らすこともできるようになるわけです。

今後の「売電事情」とは?

太陽光発電と言えば、発電した電気を売ることができる点が、大きな魅力の一つでもあります。

売電する際には、固定価格買取制度(FIT)という国が定めた制度があり、これは電力会社に売電する電力の1kWhあたりの価格を、むこう10年間は同じ価格で買い取ることが義務付けられた制度です。

初期費用の負担が大きな太陽光発電設備を、各家庭において少しでも安心して導入できるようにするために2009年に始まった制度ですが、期間が10年間と決まっているため、2019年11月以降は、順次、固定価格での買い取りが満了となる世帯が出てきます。いわゆる“卒FIT世帯”です。

売電開始 買い取り期間終了
2009年10月以前 → 2019年11月
2009年11月 → 2019年11月
2012年7月 → 2022年7月

卒FIT後は、電力会社と新たに売電契約を結ぶか、自家消費を拡大するかの2パターンとなります。買取期間の満了時期ついては、電力会社との契約書や検針票などで確認が可能ですので、いざ満了となった際に慌てないよう、事前に準備をしておきましょう。

家庭用蓄電池は儲かるの?

平均すると8年弱で初期投資の回収が可能と言われている太陽光発電設備と違って、家庭用蓄電池が「儲かるのか?」と言われたら、経済的なメリットは大きくないと言えます。

それにもかかわらず、設置が増えているのはなぜでしょうか?

今後も上がり続ける電気代

家庭用の蓄電池の設置が増えている理由の一つに、年々上昇する電気代があげられます。

特に太陽光発電との併用をお考えの世帯にとっては、売電価格は下がり続け、買電価格が上がり続けている状況の中で、なるべく自家消費を拡大し、買う電力を最小限に抑えたいという考えが広がってきています。

再エネ賦課金の軽減

電力会社が太陽光発電をはじめ、その他の再生可能エネルギーによって発電された電気の買い取りをする際に要した費用は、再エネ賦課金として、電気を使うすべての世帯が、電気使用量に応じて負担する仕組みとなっています。

再エネ賦課金も年々上がっており、2012年の発足当時(0.22円/ kWh)からすると約14倍にもなっております。2019年5月分~2020年4月分は、1kWhあたり2.95円と定められています。

「たった2円なら…」とも思えますが、一般家庭の1か月の電気使用量は、約430kWh(総務省調べ)のため、月に1,268円、年間で15,216円もの負担となります。

太陽光発電と蓄電池を併用すると、買電量(電力会社から供給される電力量)を40%~50%以上も削減できると言われている上に、再エネ賦課金は今後も上昇し続ける見通しです。買電量の削減に伴って、再エネ賦課金を軽減できるのは、蓄電池の大きなメリットにあげられます。

環境問題への意識の高まり

環境問題やエコに対する意識の高まりも家庭用蓄電池の設置が増えている要因の一つです。例えば、近ごろ目にする機会も増えてきた電気自動車ですが、太陽光発電システムで生まれた電気を蓄電池に貯め、自動車の充電を賄うことで、100%エコカーも可能になります。

何より大きい災害時への備え

何といっても、家庭用蓄電池の設置が増えている最大の理由は、災害時の非常電源として、停電時でも蓄電池に貯めた電力を使用できることでしょう。

普段、当たり前のように使っている電気や水道ですが、このライフラインがひとたびストップすると、生活に支障が出るだけでなく、時にはパニック状態になってしまうことも起こりえます。そのため、そのような災害時でも、電力を確保できるのは、生活基盤を守るためだけでなく、大きな安心にもつながるでしょう。

とりわけ日本は、諸外国に比べて自然災害が発生しやすい国土であると言われています。

防災意識の高まりと比例するように、家庭用の蓄電池を設置する人が増えてきているわけです。

安心頼ホームお客様の声

まとめ

家庭用の蓄電池の導入を検討している方のために、家庭用蓄電池の設置にかかる費用や補助金について詳しく解説していきました。

家庭用蓄電池は、

  • 上がり続ける電気代への対策
  • 買取価格の大幅下落への対策
  • 環境問題への対策
  • 再エネ賦課金の軽減
  • 自然災害への備え

    といった理由での設置が増えています。

そのため、電気料金が安い深夜電力を貯めて、

電気料金が高い時間帯で使うための対策として蓄電池が注目されています。

初期投資費用が大きい蓄電池ですが、メーカーや性能によって価格が大きく異なるので、選び方によって設置費用を抑えることも可能です。

条件によっては補助金を利用することもできるため、実際に蓄電池を設置する際には上手く活用すると良いでしょう。

お見積りやご相談は、いつでも無料でご対応させていただきます。

ご検討の際は、ぜひお問い合せください。

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