蓄電池の陥りがちなトラブル4.カタログの容量全てを使えるわけでは無い!?
2021.4.16
皆さんこんにちは。
福岡で蓄電池なら安心頼ホームにおまかせ!
安心頼ホームの北丸です。
今回のテーマは『カタログの容量全てを使えるわけでは無い!?』です。
お客様から「『実効容量』って何?」と、ご質問を頂く事があります。
なので、今回はこの実効容量についてご説明します。
実効容量というのは、そのまま実際に有効な容量のことです。
実は、蓄電池に記載されている、容量は全て使えるわけでは、無いのです。
使える容量が少なくなってしまう理由は2つあり
「放電深度」と「変換効率」です。
「放電深度」とは、
蓄電池の劣化を抑えるために設定させている放電可能な割合のことです。
蓄電池は性質上、貯めた電気全てを使ってしまうと電池に大きな負荷をかけてしまい、経年劣化が加速してしまうので、70~80%で設定されています。
「Depth of Discharge(通称:DoD)」ともいいます。
「変換効率」とは、
貯めた電気を使う際に蓄電池の内部抵抗によって、生まれる電力損失のことです。大体の蓄電池はこれが5~7%となっております。蓄電池容量に、この2つをかけた値が、実効容量となります。
このように実際に記載されている容量よりも、使える容量は少ないので、「思っていたより容量が少ない。」といった事態に陥ってしまいます。
そのような事が無いよう、近くの販売店でご相談ください。
安心頼ホームでも、ご相談受け付けています!
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